読書感想文

時は来た。それだけだ。

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

救いとは何か

生命学者の森岡正博氏と宗教学者の山折哲雄氏による対談本。宗教否定派と肯定派による話ではあるのだが、森岡氏は「自分は宗教に入門出来なかった敗北者」として語っているように根底的な否定ではなく、だからこそ非宗教的な立場で「救い」について対談して…

働き方

2022年に亡くなられた、京セラとKDDIの創設者 稲盛和夫氏の著書で、過去に某社長から勧められて結局読めておらずじまいだったので、今更だが手に取って見た。 1冊通して書かれているのは、「エッセンシャル思考」の際にも触れたイーロン・マスクが Twitter …

エッセンシャル思考

ここ数年、新卒社会人向けに推薦されているのを良く見ていた。一応は目を通しておこう、という心づもりで読み始めてみた。 エッセンシャル思考とは ざっくり説明すると、何かをするなら本質を見極めるべき。物事の大半は不要/無駄なことなので切り捨てよう。…

クリティカルチェーン

読むまでまったく知らなかったが、エリヤフ ゴールドラットという方がいて、彼が生み出したTheory of Constraints (TOC) という理論があり、それを小説仕立てにして説明しながら新たにクリティカルチェーンというものが何なのかというところまでたどり着かせ…

岩田さん - 岩田聡はこんなことを話していた。 -

任天堂の社長を務めていた岩田聡さんが亡くなられて7年が経った。もうそんなに経つものなのか。随分と昔の事のように感じてしまう。検索して Wikipedia を見ていたらまた時間が経ってしまった。本当に惜しい人を亡くしたものだとつくづく思う。 そんな岩田さ…

UNIX という考え方

今やエンジニアでなくとも UNIX というものを触っていることが多いと思う。 Android や macOS の源流にあるのは UNIX だからだ。その UNIX がどういう思想のもとで使われているのかというのをハッカーの1人が書いた。 読みながらも、既に体に染み付いている…